エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

人を、育てる。

ここ2、3年は仕事の質も人を動かすことが多く、年齢的にも、立場的にも、人を育てる立場になってきました。
実感として、結論から先に言うと、人を育てるのは無理。わたしが、というよりも、そもそも人が人を育てるのには無理があるような感じがしています。頭をつかんで引っ張っても(あ、比喩です)無理なものは無理で、せいぜいできるのは、育つのを邪魔しないようにすること。人を育てるのがうまい人は、育てているのではなくて、その人がどんどん育つことができるように、力添えができる人なんだと思います。
省みて。相手の力になろうと話をしていて、いつのまにか過去の自分の経験の自慢話の様を呈していることに気付いて、いたたまれなくなること、しばしば。


両親の職業は農業。言って聞かせることはできない野菜を立派に育てます。親父なら何か知っているかもしれないと、空想中。